福江島北東部付け根にある「みいらく万葉村」からバイクで北上すること約10分。海岸にほど近い場所に三井楽教会は建っていた。
これまで見てきた堂埼天主堂・半泊教会のどちらとも大きく雰囲気が違うのは、やはり外装のモザイク画が大きいのだろうか。
例えば以下は2005年に旅行したトルコ東部のアンタクヤ(アンティオキア)で見たモザイク画だが、
白をバックにすることも多いからか、どこか全体的に「陽」の雰囲気が漂っているのだ。この辺は逆に重厚な雰囲気の出やすいイコンと比較してみるとわかりやすいかもしれない。
※本来なら2004年に行ったアヤ・ソフィアの画像を使いたいところだが、今は散逸しているので借用させていただいた
ちなみに三井楽教会のモザイク画は堂内でもふんだんに使われている。最深部に十字架のイエス、左右の窓にはステンドグラスというのはありがちな配置だが、窓の上にモザイク画が配列されていて、これによって堂内の空間がどこか「祝祭」の雰囲気を帯びているように感じられた(なお、堂内撮影は禁止なので写真はありませぬ)。
なるほど、五島の教会と一口に言っても、これほどに一つ一つ違うというのが興味深かった。
最後にルルドを撮影。ちなみに身を屈めている人が左側に写っているが、木々の伐採や何やらで多くの人が忙しそうに動き回っていた(大掃除か何か?)。
さて、それでは先端の方へと向かいますかね。
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