A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

サイバー陶芸展(2)

2007年09月15日 21時57分42秒 | 陶芸
サイバー陶芸展(2)

変形花器
高さ 10センチ  直径16センチ
ロクロで挽いた後 意識的に歪みをつけた。
黒天目釉と乳白釉の掛け合わせだが
部分的に呉須(青)のスプレー掛けで変化を狙った。
作陶の記録をとって置いても次回同じものが中々出来ない。
陶芸とは面白いものだ。



冷酒の為の酒器セット
涼しげなルリ色の釉薬を使用。
高さ9センチ  直径6センチ
   5センチ    6センチ
肉厚の器に仕上げ冷蔵庫で冷やして使う。
SMさんの所に嫁入りするので
持参金代わりに球磨焼酎を一本。




水差し
高さ18センチ  直径20センチ
形は五島美術館の「やぶれ袋」より拝借。
ただし ひび割れを入れる技術はないのでそのまま仕上げた。
川喜多半泥子も習作として何度も挑戦したと聞いている。
生乾きの作品を10センチぐらい上からドスンと落として
少し前のめりに傾かせ 胴にひび割れを入れるのだそうだ。

仕上げは「伊賀」ではなく艶のある黒天目。




楕円 平皿
縦13センチ  横22センチ
踏鞴(タタラ)で伸ばした粘土を手で加工して皿にした。
皿の縁はひび割れ目もそのまま少しラフに仕上げた。
釉薬は乳白釉を用いた。
ひび割れ目にも釉薬が掛かり、また釉薬が溶けて流れて
縦横の筋が現れ良い景色になっていると思う。




椿の平皿
縦15センチ  横22センチ
椿の花を形どった平皿だが花弁を筋入れしているので
製作過程で筋入れ部分が割れやすい。
素焼きで歩留まり60%
温度を上げた本焼きで歩留まり80%。
トータルで歩留まり50%前後。



コメント (1)
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