1月25日に新潟の公園で見かけたハマヒサカキを取り上げたが、今日は鎌倉のお寺でヒサカキに会ったのでこれを紹介しよう。ヒサカキは越後の海岸丘陵には極当たり前に生育しているから、てっきり日本海側の植物という思い込みをしていたから、意外な感じがあった。
ヒサカキは臭いが独特のものがあるから、所在が判らなくても近くに生えていることが直ぐわかる。個人的には好きな臭いではないが神事に使われるくらいだから、それなりの評価があるのかもしれない。神事に使う本来のサカキは「榊」と書き、まさに「神の木」なのだが、こちらは嫌な臭いはしない。ヒサカキは「姫榊」からきた名前とされるが、サカキに比べ葉や花が小型であるからだろう。
越後当たりではサカキが自生していないからヒサカキを代用にすると考えていたのだが、鎌倉辺りでお寺の境内にたくさん植えられているのには少し驚いている。この辺りもサカキが自然には分布していないのかも知れない。
もっとも、神仏混合の日本でも、仏にはシキミ、神にはサカキとされているのだからお寺の境内にヒサカキがあったからといって、神事にヒサカキを使うことにはならないだろう。調べてはいないが、神社にはサカキの樹が植わっているのではないだろうか。
ヒサカキは臭いが独特のものがあるから、所在が判らなくても近くに生えていることが直ぐわかる。個人的には好きな臭いではないが神事に使われるくらいだから、それなりの評価があるのかもしれない。神事に使う本来のサカキは「榊」と書き、まさに「神の木」なのだが、こちらは嫌な臭いはしない。ヒサカキは「姫榊」からきた名前とされるが、サカキに比べ葉や花が小型であるからだろう。
越後当たりではサカキが自生していないからヒサカキを代用にすると考えていたのだが、鎌倉辺りでお寺の境内にたくさん植えられているのには少し驚いている。この辺りもサカキが自然には分布していないのかも知れない。
もっとも、神仏混合の日本でも、仏にはシキミ、神にはサカキとされているのだからお寺の境内にヒサカキがあったからといって、神事にヒサカキを使うことにはならないだろう。調べてはいないが、神社にはサカキの樹が植わっているのではないだろうか。