「梅には少し遅いかな」と気にかけながら水戸の偕楽園を訪れた。綺麗な青空を背景にとはいかなかったが、偕楽園の梅の競演には十分間に合った。色とりどりの品種とその香りとに包まれ豊かな時間を過ごした。
一角にある好文亭の前庭に見事な紅梅が咲いていると思いながら近づくとそれはカンヒザクラ(あるいはヒカンザクラ)であった。水戸近郊でももうサクラが咲き始めていたのだから、少し早咲きのカンヒザクラ(寒緋桜と書く)ならウメと同じに咲き出してもおかしくは無い。なかなかの大木で緋色の花が優美でしかもどこか落ち着きのある雰囲気がいい。
沖縄辺りが原産で南国のサクラである。越後の庭園に植え込まれたものを時々見かけるが、いい状態のものを見ない。少し無理があるのだろう。その種が持つ特性を理解し、あった環境で育ててあげたいものだ。
一角にある好文亭の前庭に見事な紅梅が咲いていると思いながら近づくとそれはカンヒザクラ(あるいはヒカンザクラ)であった。水戸近郊でももうサクラが咲き始めていたのだから、少し早咲きのカンヒザクラ(寒緋桜と書く)ならウメと同じに咲き出してもおかしくは無い。なかなかの大木で緋色の花が優美でしかもどこか落ち着きのある雰囲気がいい。
沖縄辺りが原産で南国のサクラである。越後の庭園に植え込まれたものを時々見かけるが、いい状態のものを見ない。少し無理があるのだろう。その種が持つ特性を理解し、あった環境で育ててあげたいものだ。