オウレンは早春の花。バイカオウレン(ゴカヨウオウレン)は深山の花。鉢に植え込んで栽培したら、近くの鉢にも種を飛ばし生育しているから、我が家では最も早い花の一つである。近縁種にミツバノバイカオウレンがあるが、こちらは葉が3つに分かれるが、バイカオウレン(ゴカヨウオウレン)は葉が5つに分かれる。「バイカ」(梅花)と付くにはやや花びらが細いから、この種は変種のオオゴカヨウオウレンのほうになる。
この花の魅力はきりりとした白さだろう。可憐な小さな花だが、その造詣の美しさには一目置く。黄色い葯はスプーン上に内側がへこみ、雌しべは十数本出ているが、その基部は金平糖状に塊にになっている。キツネノボタンの実を思い出していただくと納得がいくだろうが、この塊がキンポウゲ科の特徴でもあるから覚えておくといいだろう。
この花の魅力はきりりとした白さだろう。可憐な小さな花だが、その造詣の美しさには一目置く。黄色い葯はスプーン上に内側がへこみ、雌しべは十数本出ているが、その基部は金平糖状に塊にになっている。キツネノボタンの実を思い出していただくと納得がいくだろうが、この塊がキンポウゲ科の特徴でもあるから覚えておくといいだろう。