偕楽園での掘り出し物は他にもあって、このトサミズキもそのうちの一つである。春先には家庭の庭先にも良く見かけるし、我が家でも少し遅まきながらようやく開花するところである。珍しくも無いトサミズキだが偕楽園で見かけたこの株は根際がものすごい。立木にはならない性質で、根際から株立ち状態で小枝を出すが、ここを管理していた人たちが邪魔な小枝を繰り返し剪定し、あるいは少し古くなった枝を若枝に更新しするために切り戻してきたのであろう。こんもりとした茎とも根ともつかぬふくらみが偉容である。人為の結果であろうが長い歴史を感ずる存在だ。
トサミズキはマンサクと同じ仲間で、早春の植物である。越後には野生は無いが、マンサク(マルバマンサク)は極普通に存在する。しかし、まだマンサクの花を今年は見ていない。もうそろそろテリトリーの点検にでも出かけてみようかと思っている。
トサミズキはマンサクと同じ仲間で、早春の植物である。越後には野生は無いが、マンサク(マルバマンサク)は極普通に存在する。しかし、まだマンサクの花を今年は見ていない。もうそろそろテリトリーの点検にでも出かけてみようかと思っている。