森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カンタケの大収穫 その3

2007年01月30日 | きのこ・菌類
 とにかく大量にありました。折れた2本のコナラの倒木にびっしり。それも巨大なものばかり。持ち帰れませんからおよそ半分を採取し並べたのが写真です。大きさの比較に千円札をおいてみました。ヒラタケに関してこれほどの量のものに出会ったことはありません。
 ほくそ笑んで持ち帰ったものの試食して少々がっかり。ちょうど家内が留守の日で自己流の調理の仕方も問題があるのですが、風味がいまいちで少々硬い感じです。冬季間は成長が遅い分風雨にさらされる期間が長いため、秋の個体が持つ風味が少ないのでしょうか。いそいそと近所におすそ分けしたものの、むしろ迷惑だったかなぁと反省しきりです。

カンタケの大収穫 その2

2007年01月30日 | 自然観察日記
 暖冬とはいえ気温が低いせいで虫が全くいません。ちょうど開ききった状態で食用としては問題の無い良い感じの個体です。とにかく1枚1枚が大きいのに驚きです。20cmくらいのものもありました。

カンタケの大収穫 その1

2007年01月30日 | きのこ・菌類
 ユキワリソウを探す最中に思わぬ収穫にありつきました。カンタケというヒラタケの一種です。スーパーなどで「しめじ」の商品名で売られているキノコです。もっとも「思わぬ収穫」というわけでもなく冬の時期にも期待されるキノコですから、あるべき時期にあったということなのですが・・・。