森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ノウタケ ①

2011年10月21日 | きのこ・菌類
芝生に沢山生えてきたのはノウタケです。小さな白い点状のものが次第に大きくなってこのような形になります。若いうちなら食用にはなると思います。動物の脳を連想させる形ということになっていますが、似ているのでしょうか?

ノウタケ ②

2011年10月21日 | きのこ・菌類
熟したノウタケを割ってみると胞子が褐色を帯びています。やがて全体が崩れてこの胞子が外に出てくるという種です。特段何も仕掛けはありません。

ホコリタケ

2011年10月21日 | きのこ・菌類
ノウタケと違いコノホコリタケは熟すと頂に穴が開きここから胞子がはじき出されます。雨滴やその他の物理的な刺激で袋の中から胞子は飛散する仕掛けですから、ノウタケに比べれば少し工夫の跡が感じられます。