森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マンリョウ 鋸歯

2012年01月23日 | 自然観察日記
西日本の暖温帯には極普通の低木ですね。古典植物ですから園芸種もたくさん作られています。これもそのうちの一つで「べに孔雀」という名札が付いていました。珍しいのでしょうが、そんなことは私には興味がありません。それより、マンリョウの葉の波形の鋸歯です。独特な鋸歯で外にこのようは形状のものは無いのではないでしょうか。単純な形ではなく縁が盛り上がっているのが興味深いところ。この点に関する話題などが聞こえてこないのが不思議といえば不思議です。細胞学的にはどのようになっているのでしょうね。顕微鏡観察した人がいたら教えていただきたいと思います。遠い昔このふくらみにウィルスがいいるというような話しを聞いたような・・・。少なくともぼこぼこしたふくらみはウイルスの影響なのだとかいう話だったような気がします。でもその真偽は不明で未だに引きずっています。