新潟ではかなり山間に行かないと黄色のケマン草は見れませんが、群馬では比較的浅い人里の近くで黄色のケマン草が見られます。新潟のものとは種が異なるようですが、群生していて幾分小型です。新潟の種はミヤマキケマンですがここはキケマンというようです。
クサノオウもケシ科ならこういうケシ科の種もあります。最近ではケシ科としないで、ケマンソウ科とすることもあるようで、分類学も日進月歩で進んでいるようです。以前の形態学的な比較で分類するという手法が、最近はDNAの分析で類縁を決める手法が中心になってきているために、以前の分類がかなり書き換えられてしまっています。私は古典的な方法の上に立っている人間で、新しい分類には不慣れというよりまるでなじんでいませんから当惑するばかりですね。
そうはいっても、クサノオウとケマンソウでは明らかに違いますから、同じ「ケシ科」とするほうが違和感があるようです。
そうはいっても、クサノオウとケマンソウでは明らかに違いますから、同じ「ケシ科」とするほうが違和感があるようです。