葉が瓜に似ているということで名づけられたウリノキ。分布の濃淡はあるのでしょうが山地の林縁や林床で見かける低木です。分布に偏りが見られる種もあれば広くどこにでも見られる種もあって面白いですね。それぞれの種の長い歴史があって、今ここにそれぞれが生育しているわけですが、広範囲に生育する種は適応力が強く分布を広げる力も強いのでしょう。分布が限られる種は気難しがり屋なのだと考えています。微妙な環境や分布を広げるための要因が生活圏を決めると考えられます。
ユリノキは比較的低山帯に生育するという種ですが県内でもどこにでもあるという種ではないにしろ広く分布していています。県内に限らず全国的に生育するとされ、会津でもその個体を確認できました。
ユリノキは比較的低山帯に生育するという種ですが県内でもどこにでもあるという種ではないにしろ広く分布していています。県内に限らず全国的に生育するとされ、会津でもその個体を確認できました。