タケカンバの雌花 2014年12月07日 | 自然観察日記 これも初めての観察です。ダケカンバの雌花の花穂です。カバノキの仲間ですからシラカバなどで花を観てはいますが、基本はよく似たものです。雌しべが見える状態のものはなかなかみられる機会がありません。横に倒れ掛かった株でちょうどいい目線の高さにありました。
ダケカンバの花穂の拡大 2014年12月07日 | 自然観察日記 一つの苞に3つの雌花がつくそうですから桃色の棒状のものは雌しべでしょうか。花弁はありません。なかなか美しい造形で尾状の雄花とはまるで異なった印象を受けます。
ダケカンバの葉と茎 2014年12月07日 | 自然観察日記 亜高山から高山帯に自生するカバノキの仲間。幹がピンクがかっていますから遠目でもすぐそれと分かります。樹形はくねくねとしていてどんな形にでもなりそうな柔軟性を持っています。高山という厳しい環境で生きていくための優れた能力なのでしょう。