ワタスゲの花 2014年12月31日 | 自然観察日記 ワタスゲは果実期の方が有名でワタスゲというと「白い花」を連想する人が多すぎます。誤った概念が広がってしまうとなかなか直すのが大変です。そればかりか、けっこう知識のある人でさえワタスゲの花を知らない人がいて驚きました。「スゲ」といってもスゲ属ではなくワタスゲ属という全くの別属です。ワタスゲは両性花ですからスゲ属のようなら雌雄異花ではありません。綿毛は花被片が花後細く伸びたものだそうです。種子を抱いて散布に一役買います。