著しい棘を持つ植物の一つ。高山帯に来れば一度は目にするある意味定番の種。雪消え直後にあわただしく花を咲かせることには変わりはなく、この種もまさに開花を行おうとしているタイミング。見過ごしそうな存在ですがちょうど花が目に留まりました。亜高山・高山帯でも林の縁や凹地などの幾分日陰になりやすい場所を好むようです。というよりも強い風を避けることができるような場所に自生しています。
ハリブキの棘は葉や枝の変形とは考えにくい構造をしています。おびただしい数の棘が茎の表面から不規則に発生しています。毛の変化したものなのでしょうか。
棘を作って身を守るように進化したと思われる植物は多いのですが、はたしてどれくらい役に立っているのでしょうか。極端に有利なこともないよう見えるのは私だけでしょうか。亜高山や高山ではあまり有刺植物は多いとは思いません。環境的に食害からの防御をするより低温などの対策を取る方がよりよく適応できそうな気がします。
棘を作って身を守るように進化したと思われる植物は多いのですが、はたしてどれくらい役に立っているのでしょうか。極端に有利なこともないよう見えるのは私だけでしょうか。亜高山や高山ではあまり有刺植物は多いとは思いません。環境的に食害からの防御をするより低温などの対策を取る方がよりよく適応できそうな気がします。