花の盛りを迎えていたのがツワブキです。大き目の黄色い花が光沢のある葉と相まって晩秋の景観を彩っていました。時に自生なのか植栽なのか判断に迷う場合がある種で、自生するものをそのまま庭に植えてみたりその逆で庭に植えたものが野山に逸出して自生するという面白い面を持っている花です。多くは海岸近くで見ますが内陸部にも自生するのだそうです。キャラブキなど食用にすることもあり人との暮らしに溶け込んでいる貴重な存在です。
ガなのですがチョウの性質を持ったイカリモンガがツワブキの花を訪れました。昼行性で翅をたたんで止まったり、タテハチョウの仲間かと思ってしまいます。触覚も細くガの仲間とは雰囲気がかなり異なります。夏場は山手の林道などで見かけることは時々ありましたが、10月も半ば過ぎ元気のいいイカリモンガに出会うとは少々驚きです。細い口吻を伸ばして蜜を吸っているようです。