タニタデ 2017年02月05日 | 自然観察日記 深山の湿った環境にしばしば見られるタニタデが群落を作っていました。花が沢山ついているのですが地味な花で小さく、生えている環境がやや日陰のということもあり近づくまでまるでその存在がわかりません。しかし、生育している場所はほかの種が見当たらないくらいの群生で、高密度で場所を占有しています。ミズタマソウと同じ科に属し「タデ」と名がついていますがアカバナ科。
タニタデの花 2017年02月05日 | 自然観察日記 花は小さいながらよく見ると味のあるもの。花は2数性でがく、花弁、おしべは2個。花柄の先端に毛のあるふくらんでいるものは子房。アリが一匹とまっています。アリが花粉の媒介者(ポリネーター)なのですね。