外国産の高山種もいくつかあって、開花しているものは少ないのですがそのうちの一つが「プリムラ・シネンシス」。中国雲南省のサクラソウです。この種をもとに多くの園芸種が作出されたとあります。確かに、園芸店で見る鉢物のプリムラ類に共通するものを感じます。
名板に「ケショウザクラ」という表記。日本のサクラソウに近い種でこれも雲南省に自生している種だそうです。大きさは日本のサクラソウを一回り大きくしたサイズです。ところで、在来のサクラソウはこの季節花は見られないのが普通ですが、ガラスハウス内に植栽展示されているとはいえ気候は初冬。雲南省産のプリムラ類は花がよくついています。なぜなのでしょうか?