森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カンテンイタビの実

2017年02月19日 | 自然観察日記
雲南温室に入りました。
中華料理店で食後しばしば「オーギョーチ」というデザートを食べたことがあります。ゼリー質ののど越しの良いもので口直しには最適なデザートの一つかななど思っていました。その材料となるのがこのカンテンイタビなのだそうで、改めてまじまじと見てしまいました。台湾に自生するとあり現地ではこれから作るスイーツを「愛玉子」(台湾語でオーギョーチ)といいレモン汁やシロップをかけて食べるのだそうです。それを中華レストランで食べていたというわけです。カンテンイタビはイチジクの仲間でペクチンが多く含まれるとのこと。これを取り出し凝固させたものがぜりー状のものになります。また食べてみたくなりました。

カンテンイタビの葉

2017年02月19日 | 自然観察日記
果実からはあまりイチジクの仲間というイメージがわかなかったのですが、葉はイチジクの仲間のイヌビワ(別名イタビ)に似ているところが感じられますから幾分納得です。イヌビワは西日本に自生しています。