この温室も季節柄花が多くみられませんでしたが、ひときわ目立っていたのがこのキバナアマ。アマ科の低木。アマ科という科は馴染みがありませんが、日本には唯一マツバニンジンという草本が自生しているとのこと。結構貴重な種らしく太平洋側の日当たりの良いやや乾燥気味の草地に時々見られるとのこと。それはそうと、このキバナアマは中国では「雲南月光花」とか「迎春柳」とかいわれ早春に咲く花として愛されている種だそうです。日本にも持ち込まれ各地の公園に植栽されたりや鉢物として販売もされているようです。清楚な黄色い花が印象的です。
アマ科の種は帰化植物で少し日本に入ってきています。以前丘陵公園にキバナノマツバニンジンという種が発生したことがありましたが翌年には消失してその後姿を見ません。工事による一時的な発生だったようです。
ところで、葉だけではアマ科を把握するには無理があります。
ところで、葉だけではアマ科を把握するには無理があります。