森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミヤマコンギク

2020年09月03日 | 自然観察日記
ノコンギクの高山系のような位置づけの種です。野反湖の展望茶周辺の草地にたくさん見られました。キク科植物のいわゆる野菊の仲間です。野菊もいろいろとありなかなか区別がつきにくいもの。理解するには現物を沢山見て学ぶ以外にはないのでしょう。

ミヤマコンギクの花(頭花)

2020年09月03日 | 自然観察日記
ノコンギクは青い色の頭花が多いのですが、薄く青みがかることもあるようですがミヤマコンギクは多くは白い色。ミヤマコンギクは色彩を除けば花の雰囲気はノコンギクのように見えますが、大きな違いは総苞が粘るということです。触ってみて粘ればミヤマコンギク、粘らなければノコンギクと考えても良いと思います。

ミヤマコンギクの葉

2020年09月03日 | 自然観察日記
別名ハコネギクといいます。箱根周辺に多いことからの名づけだそうです。葉で区別する一つのポイントが葉の最大幅が葉の付け根に近いところになる点だそうです。新しく知りましたのでこの次はこの点も忘れずにチェックしてみたいと思います。