つる植物でもう一種。ヤマブドウが実を着けていました。雌雄異株の種で蔓を見かけてもなかなか果実を見ることが少ないものです。このつるも大木に巻き付いて高い樹木に絡まります。時にはとっかかりになるような樹木もみあたらないのに、まっすぐに上に伸びていてどうして絡み付けたのか不思議な場面に出会います。
まだ色づく前ですが大粒な実がたくさんついていました。数少ない機会にヤマブドウの熟した実がたくさん実った場面に出会ったことがあります。銀山平の奥でした。手の届くだけの範囲の実をいただいてブドウジュースに挑戦したことがありました。大量にはできなかったものの自然の恵みをいただきました。あれ以来そういう経験は遠のいています。