カラコギカエデ 2020年09月21日 | 自然観察日記 志賀高原の一の沼に色づいたカラコギカエデが見られました。数時間後には激しい雨に見舞われるのですが嵐の前の青空の中に赤く色づく気が美しく感じました。
カラコギカエデの翼果 2020年09月21日 | 自然観察日記 赤く色づくのは葉ではなく果実でした。翼果と呼ばれる対になった翼を持つ果実が何とも言えない美しさで輝いています。何度もカラコギカエデは見ていますが、こんなに輝く姿を見たことがないのが情けない話でまだまだ知らないことが多いとつくづく思います。自然の懐の深さにますます頭が下がります。
カラコギカエデの葉 2020年09月21日 | 自然観察日記 カラコギカエデは湿地を好むカエデです。湿地にみられるカエデ属ならまずこの種であると考えても間違えではないと思います。葉も赤く紅葉しなかなか美しいのですが、晩夏から初秋の翼果の姿が大いに気に入りました。
カラコギカエデの翼果 拡大 2020年09月21日 | 自然観察日記 再び翼果の美しい姿を載せます。3cmほどの実が対になって場所によっては数十もの塊になって枝先についています。花が少ない季節ですから遠目でも鮮やかな色がすぐにわかります。