門の脇に大きな樹があり黒い実をつけていました。なんとヤマコウバシの大木です。常識的には落葉低木で今迄の経験では径が5㎝程度で5mにもなれば立派という印象ですが、Iさん宅では径が20㎝以上樹高10mまではないかもしれませんがそれに近い感じがしました。少なくともこの種にしては驚愕の大木の気がします。ときかく変わった樹です。クスノキ科のクロモジ属に属する種です。ヤマコウバシをみるのは冬季に関東圏で散策するときです。枯れ葉が落ちないでそのまま存在していますからすぐに分かります。結局落葉するのですが新葉が展開する頃になります。
ヤマコウバシをみるのは枯れ葉状態の姿でした。果実を観ることができたのは幸運です。ところでこの種は雌雄異株だそうです。そのうち日本には雌株しかないのだそうで、雄株がなくても結実し出来た種子は発芽し成長するそうです。まさに単為生殖。遺伝的にはすべて同じクローンの個体ということになります。こんな植物他にはあったでしょうか?