「春野しなんばたコンサート」をわがボラグループ「春野長蔵寺応援団」が主催しました。
雨を心配していましたが、無事野外ステージを貫徹できました。
今回のステージは従来のステージではなく、渡し船と火の見櫓だけの舞台でした。
これを使おうという団長の尾上さんの静かな情熱・文化力があってこそです。
それを快く運んだスタッフの心意気も高いですね。
メインの尺八奏者縄巻修巳さんは牧之原市出身。
尺八の静と動のアバンギャルドな魅力を堪能できました。
津軽三味線と同じようなロックができますね。広島の民謡が良かったです。
オカリナの本島さんも秋の背景にぴったりの音色を伝えてくれました。
趣味でやっているとはいえプロ顔負けの技術です。
さらに好評だったティータイムのメニュー。
ワイン煮のイチジク。地元ミココリエさんの黒糖パウンドケーキ。カオリちゃんの栗入りケーキ。会場庭で収穫したギンナンの天ぷら。地元和菓子の青ねり。
スタッフも細かい打合せなしでもそれぞれの特技を生かして当日を迎えたのが素敵です。
残念ながら、その多くは地元の人間ではないというのが今後の大きな課題ですね。
それにしても、過疎が深刻なこの山里に70人を越えた参加者、30人ほどのスタッフ、計100人以上が参集しているのは、この空間・つながりには希望が満ちているということですね。