山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

遅々とした農地の所有権移転

2011-11-01 20:47:40 | 農作業・野菜
 土地を取得してから4年以上経つが、登記簿上では仮のままで正式には自分のものではない。
 というのも、所有権移転には農家資格が必要で、書類審査・面接・研修をクリアしなければ移転できない。
 この制度そのものは現状にあわなくて事実上形骸化している。

 書類を役所に出したものの、担当者が忘れていたりなんどか留守だったり、印を前所有者からもらうのに手間取ったりなど、おおはばに遅れてしまった。

 しかも、畑としての機能がない飛び地の小さな土地を「林地」に変更する必要が途中でわかって、また書類を新たに提出。
 はじめから言ってもらえればすぐにできたのに。

 行政の怠慢というか、担当者がいなくてもマニュアルを用意しておくとか、合理的で効率的な手続きが確立されていない。

             

 日本の農業がいろいろ問題になっているのに、遅々とした従来型の実務にため息が出てしまう。
 わかりにくい書類の書き方の説明もなく、ただ申請書を送りつける感覚も理解できない。

 不満を言うと次々出てくるので、抑えて抑えて。
 とりあえず、登記簿上の畑を林地にするために、ツゲのような「ネズミモチ」らしき植木を植えてみた。
 15cmほどに育った実生のナンキンハゼ・ロウバイも植える予定だ。 
コメント (5)
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