手のひらを返したような晴天のきょう。
朝6時に起きてまもなく浜松龍山の「ふるさと村」の散策会に出かけた。
散策の折り返し点は巨大な岩盤と巨岩を揺るがす川だった。
見上げれば紺碧の空、足元にはエメラルドグリーンの川波。
そしてところどころ赤と褐色のグラデーションを彩るカエデの紅葉。
この地は金原明善が日本の林業を改革した拠点の瀬尻地区国有林である。
往時は畑があり、仕事場があり、木材の積み出しがあったにぎやかな街道でもあった。
そのための1000kwの水力発電をしていたという水門の跡が隠れるように残っている。
日本の産業の変遷とそれを担った人々の痕跡を、この森は静かに語るのだった。
朝6時に起きてまもなく浜松龍山の「ふるさと村」の散策会に出かけた。
散策の折り返し点は巨大な岩盤と巨岩を揺るがす川だった。
見上げれば紺碧の空、足元にはエメラルドグリーンの川波。
そしてところどころ赤と褐色のグラデーションを彩るカエデの紅葉。
この地は金原明善が日本の林業を改革した拠点の瀬尻地区国有林である。
往時は畑があり、仕事場があり、木材の積み出しがあったにぎやかな街道でもあった。
そのための1000kwの水力発電をしていたという水門の跡が隠れるように残っている。
日本の産業の変遷とそれを担った人々の痕跡を、この森は静かに語るのだった。