サンキュウじゃなくてセンキュウって、シラネーっ！？

　野菊がきれいな秋である。
　林道の脇にはリュウノウギクやヨメナなどの野菊がつつましく咲いている。
　そんな花に混じってシシウドの仲間の「シラネセンキュウ」がどちらかというと湿り気のあるマイナーなところに咲いていた。

　日光の白根山で発見されたので「シラネ」がつく。
　「センキュウ」は中国の薬草に似ているからついた名前だそうだ。
　若葉は山菜として天ぷらが美味いらしい。
　いつか試してみたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　昨日の龍山まつりの運動場では、「カンザクラ」が見事に咲いていた。
　残念ながらだれも見てない。

　まつりだと食うこと・買うことに決まっている。
　そんな既成概念を破る祭にしたいものだ。
　主催側は来場者が何人か、事故はなかったかしか関心がない。
　
　参加する側も安く・美味くしか考えない。
　ふるさとの価値を見直すまつりにしたいものだ。
　カンザクラはそんな人間の思惑をよそに懸命に開花している。