山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「街並みと蔵展」の森町に行く

2011-11-26 17:47:25 | 行事
 トンネルを越えるとそこは森町だった。
 「森の石松」で有名な森町で住民主体のまちづくりのにおいがしてきた。
 秋葉街道として栄えたこの街並みは旧家の片鱗が残されている。
 75のコーナーのうち、骨董や古着の出店が豊富なのが目立った。

                

 主催が「遠州三の里連」「静岡文化芸術大学大学院」というのがいい。
 商工会が前面にたつとつい儲けとか食べ物が主流になってしまう。

                

 地元出身の近代農業の先駆者中村和三郎に関する講演会があるのも素晴らしい。
 17万部を発行していた農業研究雑誌を創刊したり、私立農林学校を設立するなど「報徳」思想を基盤とした開拓者ということだ。

                   

 わが家にもある「次郎柿」の原木も丁重に保存されていた。
 自分たちの街の歩み・歴史を大切にしようとする息吹が感じられる。 

コメント (2)
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