山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

初冬の尾上ガーデンで春野人めぐり

2012-12-01 22:01:38 | 植物
 今年2回目の「春野人めぐり」が行われている。
 尾上ガーデンもまたこれのポイントとなっている。
 参加者はさすがに少なくなっているが、3・4人のグループが目立つ。

 先週のコンサート会場の舞台袖には「フユザクラ」が咲いていた。
 一重の花だが、八重だと「十月桜」というらしい。

  
 秋には盛んに咲いていた「アシズリノジギク」もそろそろ終焉となる。
 葉の縁がほんのり白いのが特徴ということだ。
 ほんとうは海岸沿いに群生する(足摺岬)のだが、野路菊の名前になっている。

                        
 富士山の麓で見たことのある「オニシバリ」(ジンチョウゲ科)が黄色い蕾を持っていた。夏には葉を落とすので「ナツボウズ」の別名がある。
 オニを縛れるほど強靭な外皮からの名前の由来である。
 和紙の原料にもなっている。

 
 池のそばに黄色の菊が群生していた。
 そばの木の枝沿いに伸びている。
 どうも「木登り菊」という名前らしい。
 図鑑的には「タイキンギク(堆金菊)」とか「雪見菊」の名があるが、木登り菊というのが魅力的だ。

               
 その隣には、「白花ツワブキ」が咲いていた。
 花の最初はレモンイエローで、だんだんとホワイトに近づくという。

 初冬の尾上ガーデンの花は全体に少なくなったが、紅葉はまだ見ものだ。
 スカイブルーの空に紅葉が映える。
 そろそろ草木たちも冬の準備に入る。
 
  
コメント
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