山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

いたるところ崩落地帯だ

2012-12-30 16:28:24 | 風景
 わが家の近くに流れている川沿いには、いたるところ土砂の崩落現場がある。
 その多くが去年の台風の爪あとだ。
 川も土砂が上流から運ばれ、川床が高くなり、川筋も変わってきている。
 
           
 斜面の強度をしてからコンクリートを吹ふきつけたり、川床を掘り起こしたり、通年で工事が続く。
 地元にとっては大きな公共工事となる。

                
 崩落した上のほうを見ると命がけの工事が行われている。
 こうした風景がここ数年当たり前となっている。
 日本は自然の災害列島でもある。

                               

 そんな所に原発はいらない。
 国民の生活がビンボーになっても、「いらない!」という覚悟が必要だ。
 しかし、今はすでに風化が始まっている。
 
 京都大学の小出先生は、「戦争と原発は似ている」という。
 強い力が働くとそれに隷属してしまう国民性。
 敵だったマッカーサーもペリーさえも祝福してしまう。

 高い電気料金にため息しながら、鍬を持つ手に力が入る。

 
コメント (2)
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