山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

雲上の開拓集落は紺碧の空

2012-12-16 19:10:20 | 旅行・散策

 昨日の雨にもかかわらず、きょうは完全に快晴だった。
 浮世絵の青の色を思い出すほどの見事なブルーだ。

 そんななか、浜松市春野町の五和開拓集落を19人が探訪した。
 背景である南アルプスの最南端の山々をシンフォニーの天野さんがそれぞれ説明してくれた。

    
 最初に訪問したのが自然薯栽培で活躍の「山本農園」。
 ムカゴをハウスで育てた後、プラスチックの波板を埋めて、育ったヤマノイモを長いビニール袋に入れて埋めていくという。

              
 山本さんが入植したのはおじいさんの代から。
 自然薯栽培の農家は町内に9軒あるそうだ。
 かなり大規模にやっているので、近所の雇用にも貢献している。
 帰りに大根の収穫をみんなで行い、それをおみやげにしてくれた。

                     
 10問のクイズを出したが、戦後すぐ五和の開拓を強力に進めたのがGHQだったと気がついた人は少なかった。
 これほどの山の中にもマッカーサーの権威が貫徹していたわけだ。

 フユイチゴの実に出会えると期待していたが、残念葉っぱだけだった。
 そのかわり、ヤブコウジの群落に出会えたのがさいわい。

 それからまもなく、選挙の投票に向かう。
 どこに入れるか今回ほど迷ったことはない。

                     
コメント (2)
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