山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

生コンで集落の道路づくり

2016-11-05 19:39:36 | 出会い・近隣
 昨年に引き続き集落の水道施設までの道を生コン舗装をする。
 水道施設は集落の水道組合で管理しているので、使用量にかかわりなく毎月一律1000円だ。
 行政から現物支給の生コンをもらい集落総員で道路舗装をするというわけだ。

                         
 仕上がりは粗いがこれで予算はかなり軽減される。
 施設が山の上にあるので道幅が狭く、ミキサー車が入れるのはギリギリ。
 手慣れたものでそれぞれ手際よく粛々と作業が進行する。

                          
 生コンをならす「鋤簾」はほとんどの人が持参していく。
 作業が終了したらすぐに水で洗わないと鋤簾に生コンが固まってしまう。
 長靴も洗わないとなかなかとれなくなる。     
 
      
 途中からミキサー車が入れなくなったので小型のブルドーザーで生コンを運搬する。
 集落のメンバーのなかには大工さんや建設関係者もいるので、指導者もいるし重機も自前で出動だ。
 中山間地の過疎地であっても、安いコストと知恵と住民参画で地域づくりが当たり前のようにすすめられている。

 オリンピックや復興事業が膨大な予算がはじきだされているが、このことは住民と専門家が参画すればかなりスリムな予算で実行される証左にもなる。
コメント
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