きょうも遠州の風小僧が暴れまわる。遅く植え付けたスイスチャードと紅芯大根が寒さに震えていて成長が止まっている。その畝を覆っていたビニールシートと寒冷紗が支柱ごと飛んでいき、7~8m離れた所のタラノキに引っ掛かっていた。
支柱もまともなものは一本もなかった。どころか、折れてしまって使い物にならないのがほとんどだった。風小僧の暴虐は鉄をも折り曲げたのだ。
わが家に直撃すれば間違いなく窓ガラスは割れていたに違いない。しかたがないので、中途ながらスイスチャードと紅芯大根のすべてを収穫する。
裏の畑もついでに見に行ったら、近くの小屋の戸が倒れていた。だいぶくたびれている小屋だからいたしかたないが、とりあえず小屋を幽閉する。むかしはシイタケの乾燥小屋だったらしいが、今はほとんど使っていない。土壁が魅力的だが、土台が腐りかけている。
というわけで、きょうは風小僧に振り回された日となった。早く春が来ないかなー。