ひと気のない急坂を車で登っていたらハトくらいの鳥の親子?がゆったり横切る。車を止めてその様子を見ながらカメラを向ける。すると、シャッターを切ったとたん大急ぎで逃げ出した。コジュケイ(小綬鶏)だった。「綬」とは、勲章につけられる布製の帯のこと。コジュケイの喉当たりがそれに似ているという。「ジュケイ」は中国に生息するキジの仲間で、「コジュケイ」はそれより小さいことで名前がつく。
そういえばつい最近、わが家の庭をツカツカ歩いて縦断し、道草山にに登って行ったことがあった。そのときは「チョットコイ チョットコイ」と啼きながら歩いていたように思う。もともとは外来種で、大正時代に中国から狩猟用獲物として東京・神奈川あたりに放鳥されたものが野生化されたらしい。