このところ毎日のようにイノシシやアナグマらが畑に出没している。当局は犯人の特定を急いでいたが、規模からするとイノシシであることを特定した。畝やブルーベリーやカボチャの周りに雑草マルチをしてミミズや微生物を増やしフカフカの土を作っていたがそれが裏目に出たようだった。そのミミズを狙って根元をイノシシが漁った跡がたびたび見られたのだ。
イノシシの通り道だったのだろうか、秋採りトウモロコシが5・6本倒れていた。偵察を2回ほど終えてから本格的に畑を荒らすのがいつもの手口なのだ。その偵察の痕跡をいち早く察知して事前に手をうつと被害はすくなくて済む。
これはイノシシが隠れられる雑草の草刈りをやらなければならないと、背丈もある草刈りに着手した。その雑草の森を切り開いていったら突然開かれた場所があった。どうやらここはイノシシのアジトであることがわかった。
イノシシのベットらしき場所も2か所もあった。つまり畑の隣にイノシシの解放区があったということがわかった。残念ながらイノシシを逮捕することはできなかったが、当局はさっそく草刈りを全面的に実施してアジトを一掃した。おかげで翌日は出没しなかった。