自然栽培をしている農家からいただいたキュウリの種は、大井川上流の井川地区で作られている在来キュウリだったらしい。わが畑で猛烈な勢いで生育していたがきょうで収穫が終わり最終日となった。もっぱら塩麹の漬物にして毎朝ポリポリ主食のように食べていた。体は寸胴で市販のキュウリのようにスマートではない。
この在来キュウリは、ほおっておくと30cmくらいのヘチマのような大きさになり、色も褐色となる。ここから来年のための種を取るつもりだ。未熟でも黄色く成熟しても食べられるのが安心だ。市販のキュウリの殆んどは「節なりキュウリ」で親づる中心に効率的に収穫する。この在来キュウリは、「地這いキュウリ」で孫づるまで広がってアチコチ収穫するので効率が悪い。
畑では形はスマートな地這いキュウリが次に育ってきた。気温が秋らしくなってきたので生育は落ちるがとぎれないで収穫できるのがいい。つい先日、種から芽を出してきたこの苗をまた新しく定植したばかりなのだ。