中国から帰化昆虫したとされる「アオマツムシ」がわが家にやってきた。明治にやってきたらしいが1970年代急速に都会で繁殖。普段は樹上にいることで街路樹や庭木に住みつき、蜘蛛やトカゲの少ない都会で勢力を伸ばしたらしい。しかも、鳴き声も大きいので一番耳にするバッタとなった。そうして日本産のマツムシを凌駕してついに過疎のわが家にまで進出してきたというわけだ。
稲や大豆の害虫である「ブチヒゲカメムシ」(カメムシ科)がオクラに来ていた。和名だと「斑髭亀虫」と書くように触覚が白黒の斑模様なので「ブチ」がついた。からだはメタリックのように角度によって色合いが輝く。
紫蘇の花には多くの昆虫がやってきているが、「西洋蜜蜂」の働きバチが来ていた。最近は「日本蜜蜂」が極端に少なくなった。せっかくニホンミツバチの巣箱を作っておいたのにお客がなかなか来ないのは淋しい。