台風や長雨続きでなかなか焚き火ができなかったがやっときょう実現。たまりにたまった草刈りの雑草が雨でぐっしょり濡れていたのでなかなか火のまわりが悪かった。
さいわい、知り合いの製材所から端材を貰って来ていたのでここに火を点けながら雑草を乾かしながら燃やしていく。この薪だけで4袋も使ってしまう。いつもだと2袋あれば十分なのに。
いつものように、ソーメンを茹でながらダッチオーブンで焼き芋を作る。さらに焚き火でできた消し炭でお湯を沸かしてコーヒーを煎れる。そうして胃袋を満たしながらも友人二人を交えて久しぶりの終わりのない歓談が続く。
ちょうど栗が落ちてくる時期でもあるのでそのイガをついでに焼いていく。濡れていた雑草や枝の塊もだいぶ燃えていった。火の使用は人類に希望を与えた。焚き火のおかげで乱雑だった風景がきりりとすっきりしていくのが小気味いい。
夕方には、ほとんどの雑草や枝が燃え尽きていった。自然エネルギー100%のチカラで4人の胃袋と唇を満たしてくれた。冷蔵庫にちょっぴり残してあった天ぷらの天然マイタケも賞味できた。ありがたい自然の妙味にあらためて感謝を夕空に向かって大きく投げつける。月がそろりと見てくれた。そう言えば、金持ち事業家が数千万円かけて月世界旅行をするなんていう不届きとそれを大きく報道するメディアに怒りを抑えられない。