バタフライガーデンもいつのまにか賑やかになってきた。夏の終わりごろ、植えたはずはないけれど、大柄な葉の植物が5~6本生えていた。雑草だと思って当初は何本か抜いていたが、どうもこの植物は違う予感がしたので花が咲くまで待つことにした。
葉の様子からマメ科の植物であるのはわかったが、なかなか何者かが特定できないでいた。花が咲き出したのは9月中旬ごろだった。そこで、「秋の花」をいろいろ調べた。センダイハギは最初にマークしていたが、秋の花には出ていなかった。
背丈が1m近くもあり、花はやはりマメ科らしい。そこで、「夏の花・黄色」で検索してやっとこれは「キバナセンダイハギ」であるとわかった。「秋の花」にこだわり過ぎたのだった。実際、開花時期は7月との記述があったのが惑乱の原因だ。
どこから種が持ち込まれてきたのかは今のところわからない。図体からして外来種ではないかとそちらの方面も調べたが徒労に終わった。なんと、立派な在来種だった。生命力もあるし痩せた土壌を好むらしい。これはわがガーデンにピッタリだ。いずれセンダイハギの群落を作りたい。茶樹の外縁はまさに痩せた土壌なのでそこにもグランドカバーに良さそうだ。わかるまで3週間くらいかかった。まずは謎が解けてホッとする。