しばらく葉物野菜の空白の畑になっていたわが菜園。計画的でない思いつきだけの野菜作りの結果でもある。そんなとき、やっと、種を蒔いていた「ミズナ」が勢ぞろいしてきた。今ではその間引き菜で野菜サラダが毎日食卓に登場するようになった。
ミズナは平安時代には登場していたようだが、江戸以降は関西を中心に栽培されていた日本原産の京野菜だ。しかし、現在の生産量は茨城県が50%近くのシェアを占め、他の追随を許さないほどだ。平成に入って全国に広まった。以前関東圏に居住していたオイラは確かに食べたことはなかった。シャキシャキした食味が魅力的だ。βカロチン豊富な抗酸化作用のある食材でもあるので、後期高齢者を返上できるかなー。
ナスタチウム(金蓮花)の花も咲いているが、数が少ないので食用花(エディブルフラワー)としては採用できていない。また、今まで常連だった「空芯菜」やレタスもやっと食卓に加わってきた。これでなんとか葉物野菜に困ることはなくなりそうだ。
そのうちに、生姜・サツマイモ・大根・カブ・ノラボー菜・ネギが参画してくれるはずだ。秋の深まりに追いついていけない体が作業の滞りに拍車をかけてきた。はたして、この冬をつつがなく乗り越えられるだろうか。