バタフライガーデンを造成し始めたのが今年の3月。フジバカマを植えたのも3月末だった。失敗していたフジバカマがほとんどすべてが今月開花したようでホッとしていたところだった。本命である渡りをする蝶「アサギアダラ」2頭がやって来ているのを確認。
以前見たアサギマダラは、台湾への渡りができずに衰弱したアサギマダラだった。死んでしまった個体も発見した。そんなことが何回かあり、アサギマダラのオアシスとなるフジバカマを植えてみたいとかねがね思っていたのだった。
それにしても、アサギマダラはフジバカマをどうやって見つけるのだろうか。猛禽類のような眼力が備わっているのだろうか。さすれば、鷲のような目玉が必要なはずだ。やはり、匂いだろうかと、いろいろ推測する。
同じ秋の七草の萩の花には見向きもせず、フジバカマに群がるのはなぜなのだろうか。フジバカマに飛来してくるアサギマダラはオスが多いという。つまり、フジバカマの蜜には性ホルモン物質がありそれを求めてくるのではないかという。
それで子孫を作り海を越える渡りを世代間で成就していくらしい。しかし、なぜ困難な長距離飛行をあえてやるのかの理由はまだ解明されていないという。謎だらけのアサギマダラ応援の一助がこれからも続けていけることを願うばかりだ。