第10回「一日の王」映画賞(2023年公開作品)のノミネート作品選出の為、
昨年(2023年)公開された映画で、見たかったけれども様々な理由で鑑賞が叶わなかった作品などを、遅ればせながら見ているのだが、
いよいよ今回が最後となる。
本日紹介するのは、塚本晋也監督作品『ほかげ』(2023年11月25日公開)。
見たいと思った理由は二つ。
➀趣里の主演映画だから。
➁塚本晋也監督作品だから . . . 本文を読む
第10回「一日の王」映画賞(2023年公開作品)の発表は2月の上旬を予定しており、
1月中はまだ、昨年(2023年)公開された映画で、
見たかったけれども様々な理由で鑑賞が叶わなかった作品を遅ればせながら見ている。
本作『花腐し』を見たいと思った理由は二つ。
➀さとうほなみの出演作であること。
➁荒井晴彦監督作品であること。
女優としてのさとうほなみとの出逢いは、映画『愛なのに』 . . . 本文を読む
第10回「一日の王」映画賞(2023年公開作品)の発表を2月の上旬に控え、
1月中は、集中して、
昨年(2023年)公開された映画で、見たかったけれども様々な理由で鑑賞が叶わなかった作品を遅ればせながら見ている。
今回レビューを書くのは、荻上直子監督作品『波紋』
見たかった理由は、二つ。
➀荻上直子監督作品であるから。
➁筒井真理子の主演作であるから。
かつての荻上直子監督作品は、
. . . 本文を読む
第10回「一日の王」映画賞(2023年公開作品)の発表は2月の上旬を予定しており、
1月中はまだ、昨年(2023年)公開された映画で、
見たかったけれども様々な理由で鑑賞が叶わなかった作品を遅ればせながら見ている。
今回レビューを書くのは、黒木華主演の阪本順治監督作品『せかいのおきく』。
見たかった理由は、二つ。
➀黒木華の主演作であること。
➁阪本順治監督であること。
黒木華は美 . . . 本文を読む
※レビューの途中よりネタバレしています。これから映画を見ようとしている方(で、白紙の状態で見たい方)は、映画鑑賞後にお読み下さい。
第10回「一日の王」映画賞(2023年公開作品)の発表はいつですか?
と、訊かれることがある。
今のところ2月上旬を予定しているが、
それは、私が見たいと思っていた昨年(2023年)公開映画の数作が、
佐賀ではまだ公開されていないからである。
そのまだ公開され . . . 本文を読む
映画『PERFECT DAYS』のレビューの1回目は、
主に、出演している女優たちについて書いた。(コチラを参照)
2回目の今回は、主人公の平山という男について論じてみたい。
公開されて1週間が経ち、
いろんな人のレビューを読んでみると、
主人公の平山のことを「修行僧のようだ」と書いている人が案外多かった。
だが、私はそうは思わなかった。
確かに、寡黙な中年の清掃作業員・平山の日常は変化に乏 . . . 本文を読む
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役所広司は好きな俳優である。
単に好きというだけではなく、
長崎県出身の私は、同じ長崎県(諫早市)出身の役所広司には特に親近感があり、
デビュー当時から注目してきた。
彼が主演したドラマで、一番好きなのは、
1985年(7月4日~9月26日)に、
フジテレビ系列で毎週木 . . . 本文を読む
本作『白鍵と黒鍵の間に』を見たいと思った理由は二つ。
➀冨永昌敬監督作品であること。
冨永昌敬監督作品とは、『パンドラの匣』(2009年)で出合った。
……世間から隔絶しているユートピアで存分に遊ぶ……
とのサブタイトルを付してレビューを書いたのであるが、その一部を引用する。
さてさて、その『パンドラの匣』であるが、期待以上の出来で、大満足の作品であった。
傑作と言ってもいいでしょう。 . . . 本文を読む
日本を代表するシリーズ映画として君臨する“ゴジラ”。
第1作の『ゴジラ』(1954年)が公開されてから69年が経つが、
(実は私も1954年生まれなので、ゴジラと同い年)
これまでに国内で計29作品が製作され、
累計観客動員数は1億人を突破している。
その人気は国内に止まらず、
1998年に『GODZILLA』が、
2014年には『GODZILLA ゴジラ』が、
2019年には『ゴジラ キ . . . 本文を読む
※レビューの途中よりネタバレしています。原作を読んでいない方や、これから映画を見ようとしている方(で、白紙の状態で見たい方)は、映画鑑賞後にお読み下さい。
本作『正欲』を見たいと思った理由は三つ。
➀岸善幸監督作品であるから。
監督としての劇場デビュー作でもある『二重生活』(2016年)は、
私の好きな門脇麦の単独初主演作で、
ドキュメンタリータッチで描かれた、
門脇麦の魅力がギュ . . . 本文を読む