邦画1位は「それでもボクはやってない」=07年キネ旬ベスト10 (時事通信) - goo ニュース
どうやら映画界は松本人志監督の『大日本人』を黙殺することにしたようだが、
個人的には2007年に公開された邦画では『大日本人』がナンバー1であった。
細かい理由は省くがキネマ旬報が選んでいる映画は映像によって物語を語って
いるが、『大日本人』は物語を語っているその映像についての是非を問うことに
より他の作品とはレベルが違っている。残念ながら監督の意図はまるで伝わらず
ただふざけているようにしか受け取られなかったようである。観客が理解できない
ことは許されても専門家たちがたぐい稀なる才能に気がつかないようでは、いくら
天才が現れても意味がない。