チベットの声に耳を塞ぐ“親中”福田政権の過剰な配慮【週刊・上杉隆】 (ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
3月10日に2人のチベット僧侶が中国公安部の官憲のリンチによって公然と
殺されたのが今回のチベット騒動の原因であるのならば、各国首脳と同様に
日本の首相も真相の解明を求めて何らかの対応が必要である。特に日本は
隣国であるのだから今回の問題に関する中国への対応を誤ると、国際的な信用を
失いかねない。それはガソリン税撤廃による日本の環境問題の国際的な信用低下
とは全くレベルの違う問題であり、国際的な信用の喪失は逆に言えば中国頼みの
外交になることである。つまり日本の“チベット化”である。福田は名古屋高裁の
多国籍軍の輸送違憲判決に関しても「傍論であり、判決は国が勝った」などと言い、
物事を真摯に深く考察することをしない。この人にかかれば日本には何の問題も
存在しなくなってしまう。いずれ取り返しのつかないことになるのだろうが、その頃
にはこの人は既にこの世にいないのだろうから、日本の首相は楽な商売だ。