ダウト-あるカトリック学校で-
2008年/アメリカ
寛容について
総合
100点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
物語の骨格となるものは、あくまでも古い価値観を尊重するアロイシス校長と時代の流れに合わせて弱者を救済していこうと試みるフリン神父との葛藤を、2人の後を継ぐことになる若いシスター・ジェイムズがどのように理解するのかということである。だからフリン神父の弁明でシスター・ジェイムズが納得したことに対してアロイシス校長は自分の生きる支えになっていた価値観が否定されて消滅することに恐怖を感じて嘘をつくことになる。
クライマックスでフリン神父がアロイシス校長と激しい議論になる時、フリン神父はアロイシス校長を‘同志’と見なしているはずであるが、アロイシス校長が「私は神から離れてでも悪事を暴く」と言い、嘘をついてでもフリン神父を貶める覚悟であることを知った時、フリン神父にとってアロイシス校長はもはや‘同志’ではなくて‘弱者’になったのであろう。だから通常ならば神父の権限でアロイシス校長をどうにでもできたはずのフリン神父は、黒人の男子生徒もすぐに卒業になることもあってあえて自ら‘罪’を引き受けて学校を去ることにしたのである。フリン神父は今までに数回異動している設定になっているということは、似たようなことが何度もあったということを暗示させて暗い気分にさせるのだが、‘昇進’していることがせめてもの救いである。
他者に寛容であることの難しさをシスター・ジェイムズは理解してくれたのだろうか?
自民・坂本氏「日本も核を」 党役員連絡会で発言(朝日新聞) - goo ニュース
この坂本剛二という人のことはよく知らないのだが、結局坂本は何を言いたいので
あろうか? 「日本は国際社会に対して国連を脱退するぞ、核武装するぞと圧力を
かけるくらいアピールをしないとだめだという例え」で言ったらしいのだが、本当に
国連を脱退したり核武装しても日本にメリットは何もない事は分かっているのだから
では具体的にどのようにアピールすればいいのか提案しなければ坂本の発言は
意味を成さないのである。相手を脅せば問題が解決できると単純に思っている人間
が自民党組織本部長だそうである。坂本は北朝鮮に行けばもっと重要な要職に
つけることは間違いない。