「文化をばかにしている」=歌丸師匠、芸術費削減に立腹(時事通信) - goo ニュース
今回の行政刷新会議の事業仕分けの結果に関して科学者や文化人などが次々と
異を唱えているが、彼らは結果の内容をよく吟味した上で発言しているのか疑問を
禁じえない。例えば落語芸術協会会長の桂歌丸師匠が、学校への芸術家派遣が
見直しとなったことについて、「異国の子供も喜ぶものを日本で行うのに、国の予算
を使うのがいけないのか。子供たちが本当の文化に触れる機会は大切だ」と訴えた
のだが、問題なのは芸術家を派遣する事ではなくて派遣するまでに誰かがピンハネ
をしているのではないかということである。だから“廃止”ではなく“見直し”なのだと
私は解釈している。歌丸師匠は「狭い日本にこんなに多くの政治家が必要なのか」
と訴えたらしいが、残念ながら政治家は既に選挙で“見直された”ばかりである。