MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『ダイヤモンドの犬たち』

2016-03-09 00:13:48 | goo映画レビュー

原題:『Killer Force / The Diamond Mercenaries』
監督:ヴァル・ゲスト
脚本:ヴァル・ゲスト/マイケル・ウインダー/ジェラルド・サンドフォード
撮影:デイヴィッド・ミリン
出演:テリー・サヴァラス/ピーター・フォンダ/ヒュー・オブライアン/クリストファー・リー
1976年/アイルランド・スイス・アメリカ

2つのタイトルと2つのエンディングの関係について

 アメリカでは「Killer Force(壊滅的暴力)」というタイトルがイギリスでは「The Diamond Mercenaries(ダイヤモンド目当ての傭兵たち)」となっている。タイトルに沿って想像してみるならば、私が観た「The Diamond Mercenaries」はラストでブラッドリーとクレアがヘリコプターで逃げ切るというラストが相応しく、「Killer Force」ならば、ポスターの惹句「They were professionals who killed for hire. But the man who hunted them killed for pleasure!(彼らは雇われて殺したプロだったが、彼らを追跡したその男は快楽のために殺した!)」通りにウェッブを指しており、2人が乗ったヘリコプターを撃ち落とすラストが相応しいであろう。
 YouTubeにアップされている『Killer Force』の予告編にもウェッブがヘリコプターを撃ち落とすシーンが映っているのであるが、何故か原板が紛失しているようで、日本版のDVDにしか別ヴァージョンが収録されていない。英語版のウィキペディアにはこの件に関して何も書かれておらず、どうしてこうなってしまっているのか原因は分からないままである。


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