Genesis - It (Official Audio)
ジェネシスのアルバム『眩惑のブロードウェイ(The Lamb Lies Down on Broadway)』(1974年)の
最後を飾る曲「イット」を和訳してみたい。
「It」 Genesis 日本語訳
寒ければそれはゆっくりとやって来る
暖かければ僕の周囲でそれが生まれる場面を目にする
今ここで
ただそれが少しあるだけでも
君は左右されてしまうんだ
君の故郷で料理される夕食のように
それはチキンでもあり卵でもある
それは君の両足の間にあり
それは月の上を歩き
君の繭を置き去りにする
それはジグソーパズルで紫の霞だ
それは一つの場所にとどまらないが
移ろいやすいわけではない
それは一つの基準の中にあり
正面の遥か彼方にある
それは籠と籠の間にあり
いつも間隔を保っている
今ここで
もしも君が十分に使用料を払うならば
どんなロックでもロールできるようになっている
それは言葉やゴールや君の好みの穴倉にでさえ安住しない
それは蹄の無い馬に乗る老いぼれにとっての希望だ
それは揺さぶるだけでかき回すわけではない
屋根の上で作るカクテルみたいなものだ
君がそれを丁寧に食べていけば
君には全てが生きているように見える
それは生き残るために十分な根性を持った精神の中にある
もしも君がそれがもったいぶっているように思うならば
君は騙されているんだ
君は決心する前に鏡を見つめてみろよ
今ここで
それが現実でそれがリアルなんだ
だってそれが唯一の衝撃で全てを知るけれど
僕はそれが好きなんだ
それが現実でそれがリアルなんだ
だってそれが唯一の衝撃で全てを知るけれど
僕はそれが好きなんだ