MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

笑いを生み出す真面目さ

2008-05-21 18:35:26 | Weblog

水谷豊の22年ぶりアルバム「TIME-」がオリコン2位(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 水谷豊のアルバムが売れている理由は勿論楽曲の良さもあるのだが、最近

映画『相棒』とこのアルバムの宣伝のために出演したバラエティー番組に出演した

時に見せる偉ぶらない(と言うかそのような発想をそもそも持っていない)彼の人柄

の良さも影響していると思う。俳優として40年のキャリアを持ちながら、あれだけ

自然に人当たりが柔らかく出来るということは本当に良い人なのだと思う。俳優と

しての才能は勿論認めるのだが、たまにはバラエティー番組に出演して彼の天然

の笑いを見せてもらいたいものだ。


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采は投げられた

2008-05-20 17:29:48 | Weblog

解説書への明記は検討中 竹島で文科次官明言避ける(共同通信) - goo ニュース

 竹島を中学校社会科の学習指導要領解説書に「我が国固有の領土」と明記する

方針を固めたことについて「書くか書かないかも含めて検討中で、明確に言える

状態ではない」と銭谷文科事務次官は明言を避けて、町村官房長官も「プレイアウト

(?)しない」と訳の分からないことを言っていたが、既に「我が国固有の領土」と

明記する方針を固めたという事実がバレてしまっているのだから、もし撤回して

しまうことになると日本は竹島に対して拘りがないのだと世界に向かってアピール

してしまうことになりかねないだろう。采は投げられてしまったのだ。


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大きな矛盾

2008-05-19 18:30:51 | 邦楽

サザン 区切りの無期限活動休止宣言(スポーツニッポン) - goo ニュース

 今回のサザンオールスターズの活動休止宣言を聞いて、私はやっぱり桑田佳祐

という人は頭が良い人なのだと感じた。そのまま活動を続けていればある程度の

セールスは保障されているようなものだから、普通の人であるのならば活動休止を

宣言するようなことはじないだろう。恐らく桑田はバンド活動においてマンネリを

感じるようになり、そのような状況で自分をごまかしてまで作品を発表することに、

たとえファンが納得しても自分自身が納得できなかったのであろう。しかしこのように

自分に厳しい人こそ、そのまま活動を続けていても良い作品を発表できるはずなの

だけれど、ここには大きな矛盾がある。


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“ガス抜き”

2008-05-18 09:11:31 | Weblog

日本援助隊に中国「熱烈感謝」 ネットには冷たい意見も(朝日新聞) - goo ニュース

 「十数人が来たところで、どれほどの力になってくれるのか」「廃墟の中に秘密の

書類があったらどうするんだ。災害時でも機密書類が漏れないように注意する

ことだ」というネット上での書き込みがあったようだ。人を救出している時に機密書類

など探している暇はないし、そもそも機密書類があるところの建物は崩壊していない

と思うが、恐らく彼らの本音は、日本人に大活躍されてしまうと人民の不満が中国

政府に向いてしまうことや、さらには今後“反日思想”が人民の欲求不満の“ガス

抜き”に利用出来なくなることを恐れているのだと思う。


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驕れる者の末路

2008-05-17 00:07:48 | Weblog

細川たかしさんらに賠償求め提訴 L&Gの会員7人(共同通信) - goo ニュース

 例えば細川たかしではなくて北島三郎だったら「円天」なるものを信用したかも

しれない。何故なら今なお第一線で活躍している北島三郎があえて係わるという

ことは確実に信用できる確かな裏付けがあるということだからである。逆に言えば

もはや全く売れていない細川たかしが係わっているということは明らかに高額の

ギャラ目当てで仕事を引き受けたということである。大学教授という肩書きは

いまだに信用に値するものであるのかどうか疑わしいが、元々お調子者であった

細川たかしの名前など吉幾三同様だいぶ以前から信用などないはずである。


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バカの言い訳

2008-05-16 19:52:30 | Weblog

ミャンマー国営紙「米のカトリーナ対応よりまし」(朝日新聞) - goo ニュース

 何故このような災害救助に関して言い訳めいたことをわざわざ国営紙に書いたり

するのだろうか? 「米政府のハリケーン『カトリーナ』の対応よりマシ」とは言っても

アメリカとミャンマーとでは国の大きさも違えば、ハリケーンとサイクロンの規模も

違うはずであり比べようがないはずなのだし、そもそも“人の不幸度”を比べること

自体が不謹慎であることに何故意識が向かないのだろうか? ミャンマーは確か

仏教国であったと思うが、軍事政権になってからこれほどまでに落ちぶれてしまった

ことが悲しい。


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転職先

2008-05-15 01:10:07 | Weblog

カンニング竹山が映画初主演!寺島しのぶらと互角の演技披露(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 やはりお笑い芸人というのは何よりも若さという勢いに支えられている部分は

大きいのだろいうから、特に近年若手のお笑い芸人が多数出てきているので

ベテランが生き残っていくのは大変なのであろう。だからお笑い芸人が司会業や

俳優や映画監督になったりするのもよく分かる。しかしカンニング竹山に関しては

俳優も悪くはないとは思うのだが、意外と報道番組などのレポーターとしての才能が

あるような感じもするのであるのだがどうなのだろうか?


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『最高の人生の見つけ方』 60点

2008-05-15 00:44:44 | goo映画レビュー

最高の人生の見つけ方

2008年/アメリカ

ネタバレ

邦題の是非

総合★★★☆☆ 60

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 「最高の人生の見つけ方」という日本語タイトルに騙されて、この映画が最高の人生の見つけ方を教えてくれると期待して見に行った私のような人間はバカをみることになるであろう。そんな方法は全く紹介されていない(紹介されてはいるのだが、先立つ物がなければできないことがほとんどである)。何故なら原題は「The Bucket List(‘やりたいこと’リスト)」であるからだ。
 最初はエドワードの財力とカーターの知性が合わさって余命6ヶ月を宣告された2人はやりたいことを次々としていくのだが、結局2人が辿りつく場所は家族である。しかしそれは余命6ヶ月を宣告された後にできることではなく、それまでの生き方が彼らにとって間違っていなかったから成すことができることである。エドワードは決して金の亡者ではなく一代で財を築けたのもそれだけ社会に多大な貢献をしてきたからであり、カーターが自動車修理工として地味ながら幸せな生涯を送ったのも愛する家族がいてくれたからこそである。結局悪いのは1本の映画を観ただけで最高の人生を見つけようと姑息な考えをした私であるというのならば返す言葉が無い。


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『ハンティング・パーティ』 30点

2008-05-15 00:08:42 | goo映画レビュー

ハンティング・パーティ

2007年/アメリカ

ネタバレ

誤解されたエンターテイメント

総合★☆☆☆☆ 30

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 観賞後、この作品の制作意図がよく分からなくなった。私の推測に間違いがなければ、この作品はボスニア紛争ならびにその時虐殺を指揮して、いまだに逃亡中のカラジッチのことを知ってもらいたいために作られたはずなのだが、そのような社会派シリアス作品として演出されていない。例えば、サイモン、ダック、ベンの3人がフォックスへのインタヴューを試みるため山中に入るのであるが、相手に捕まってしまい殺されそうになる時、その相手とサイモンが知り合いで助かることになったり、今度は本当にフォックス一味に捕まり、サイモンが殺されそうになる時、携帯電話が鳴ったりする演出は『スパイダーウィックの謎』的な子供向け映画であれば許されても、このような告発を目的としたようなシリアスな作品には相応しい方法ではないと思う。例えそのようなことが実際に起こったとしてそれをそのまま映画に持ち込んでもリアリティが得られるとは限らないところが演出の難しいところなのである。
 3人が飛行場から逃げ出した後のシーンは‘神話’と称して好き勝手に描かれ、3人は本来の目的であったインタヴューをすることも忘れて、見つけることさえ大変だったフォックスをあっさりと捕まえてしまい晒し者にするというストーリー展開は全く意味が分からない。「いつかこのような目に遭わせてやる」という首謀者に対するメッセージではあってもあまりにもチープ過ぎる演出である。シリアスとコメディの境界線があやふやなため、結局何が真実で何が冗談なのかが分からない。真実の告発がこの作品制作の本来の意図であるのならば明らかに失敗作である。


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『ミスト』 90点

2008-05-14 23:03:11 | goo映画レビュー

ミスト

2007年/アメリカ

ネタバレ

‘狂信’について

総合★★★★☆ 90

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 このような言い方はおかしいのではあるが、久しぶりに恐怖を感じたホラー映画だった。それは勿論作品内に出てくる霧の中の生物のことではない。それぞれの生物は他の映画で見たことがあるようなものばかりだった。本当の恐怖は一人一人の人間の心の内に必ず宿る‘信じ込む’習慣である。
 密室と化したスーパーで恐怖に追い詰められていく人々は救いを求めてカーモディが口にする旧約聖書の言葉にすがりつくようになり、平時であれば‘セサミストリート’レベルの話を本気にして生贄をでっち上げるようになる。
 そのカーモディの話の危険性をいち早く見抜いたのが主人公であるデヴィッド・ドレイトンである。しかし残念ながらそのデヴィッドはラストで自分たちは助からないと諦念してしまい‘過ち’を犯してしまう。つまり‘狂信’の危険性を熟知していたデヴィッドでさえカーモディと同様に‘狂信’から抜け出せなかったということである。怖いでしょう?
 しかしオチが読めてしまった。あれ以外に考えられない。


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