LET IT BEは中学時代の愛聴アルバムだった。霧のかかったようなサウンドは不思議な魅力を持つ。この中にジョージ・ハリソンの曲が2つ入っているが、「I ME MINE」が特に好きだった。
ジョージ曰く「エゴイズム」をテーマにした曲で、メンバーに「こうしろ、あーしろ」と細かく執拗な指示を出すポール・マッカートニーを強烈に皮肉ったという説はあまりにも有名だ。
映画の中でポールがあえてジョージのプライドを傷つけるような発言をするシーンを見ている人は歌詞の意味するところに苦笑したことだろう。我の強さは時に他人を不快にさせる、そんな身近なテーマをとり上げ扱き下ろす英国人のセンスはすばらしい。
下らない自己主張ばかり続ける人間は私も昔から大嫌いである。「餌をくれ」と四六時中鳴く「狂犬」と知的レベルは同等だと思う。個人的感情をぶつける「匙加減」を間違え続ける輩を北関東の方言で「でれすけ」と言う(笑)
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